孤夢走の自転車行脚

孤夢走がひとり気ままに自転車行脚の旅、どんな出会いが待っているか、その足跡をブログにしたためていきます。

何ときもちいいことか!オホーツクサイクリングロード

7月22日月曜日、この日も朝からいい天気。今日の予定は網走方面宿泊地は未定、80キロを超えるライドになりそうだ。もう定番となっているセイコーマートでおにぎりと野菜ジュースをいただく、そこへ、「どちらから?」と声を掛けられた「愛知県」と答え話をすると、年は私と同じぐらいで前日は稚内から200キロ走り今日は知床斜里まで140キロ、函館まで5日で行くと言う、自転車もロードバイクで荷物も少ないが私なら2週間の行程だ。そんなに急いでどうするの?とは言わないが、この爺さん怪物だ!

   今日の普通の爺さんは平均速度17キロ程で走行、途中、自転車3人集団に遭遇、「どちらから?」と聞くとただニコニコ、外国人だな?Where  are you from? 後はいつものボディーラングウェッジ。香港から来ている先生とどうも教え子のようだ。早速、記念撮影、とそこに興部の電車宿泊で一緒になった森君と偶然出会う。網走まで行くと言うので一緒にライドすることにした。ここからが本番、素晴らしいライドになった。

   快晴の空の中、2台で走行、森君とは年齢も一つ違い、走行ポリシーも似ている、ゆっくりと観光もしながらのんびり走るだ。サロマ湖畔、ワッカ原生花園を走行、原生花園で「はまなすの花」など沢山の花が咲いている。自転車、徒歩のみの専用道路でその内、回りは誰も居なくなった、オホーツクの波の音だけだ!思わず2人で最高やな!と声を交わす。

次に現れたのがオホーツクサイクリングロード、これは旧国鉄の勇網線の廃線跡を自転車専用道路として開発されたもので、サロマ湖畔、能取湖畔、網走湖畔の約30キロをつなぐ、自動車の影響を全く受けず、2台平行して会話しながら走行できてしまう。

 走行も楽しいが次第にお腹も空いてきた、しかし専用道路沿いには店も何もないのだが、突然SLの姿、ここは旧うばらない駅跡に網走市鉄道博物館と併設されている「エルコンドルパス」と言う軽食店、この店、マスターがホルクローレ、つまり南米音楽の専門家で店には楽器がずらり、自分でケーナと言う笛の楽器も製作し販売もしていると言う、となると音楽談義に花が咲き、私も尺八吹き、それなら一曲と楽器を持ち出し演奏、マスターも「コンドルは飛んで行く」で演奏で返してくれました。こんなところで尺八を吹くことになろうとは思いませんでしたが、実に楽しいひと時でした。さあ〜、走るか! 

  お腹もふくれ気分良く走り出す、新緑の木々に覆われたトンネルの道が続く、そこから醸し出す木洩れ陽、実に気持ちいい、思わず歌ってしまう!「緑の中を走り抜けて行く真っ赤自転車、一人旅なの私気ままにハンドル切るの、交差点は無いからミラーも擦らない・・」歌もいいが気持ちが良くて眠くなりそうだ!自転車はようやく網走市へ到着。

あ〜、実に気持ちいい1日だった。

今日の走行88キロ つづく

f:id:comso108:20190723072152j:image

f:id:comso108:20190723072223j:image

f:id:comso108:20190723072246j:image

f:id:comso108:20190723072610j:image

f:id:comso108:20190723072652j:image

f:id:comso108:20190723072718j:image

f:id:comso108:20190723072744j:image