8月14日は1日休息日、この日の宿は大船渡郊外の海の眺望が良いB&b民宿 光潮荘、私のライドコース45号線沿いにあることだけでこの宿にしたのだが、これが大正解！この宿はB &Bの宿、皆さん知ってるB&Bって？これベッドとブレックファースト、つまり寝床と朝食だけですよ！の意味。そして、ここのマスターが最高！
到着やいなや、風呂に入り、その後夕食の買い物はマスターとともに隣町のイオンスーパーまで買い出し、宿に到着するや「一緒に飲みましょか？」で即、いつものOK ！明日は休みだし飲んじゃえ！とマスターと世間話や旅の裏話などで盛り上がり楽しい時間を過ごした。あくる日はマスターと近くの温泉でリハビリ、夕食はマスターと一緒に夕食、ここはB&Bなのにマスターが秋刀魚やホヤ貝など適当に身つくろいつまみがテーブルに最高！今日の客は10人かな？酒のじゃまずいか？と言いながらカンパイ！
因みにマスターは私より2つ下、千葉に家があるそうですが、早期退職し単身実家のこの民宿を経営しているそうで、商売感がない食えれば良い、いいねこの適当な経営、楽しい人生を過ごしているね！これでなくっちゃ！
マスター最高！また機会があったら寄りますよ！
15日は大船渡は朝から霧がかかり小雨も降る状況、7時に宿を出発、気仙沼、南三陸町を目指しライド、
いきなり坂、いつもの多米峠級、でも体力のある朝一、なんとかクリアー。後のコースは大丈夫だ！
今回の旅は「震災復興の状況を見る」というミッションがあり、今日はいくつか報告していきたい。
同じみの陸前高田の「奇跡の一本松」周りは復興に向けた工事現場の中、今日は誰も居なくただ、寂しく一本佇んでいるだけ！8年も経過すると少しづつ忘れられて行くのか、この後どうなるやら？
気仙沼市の震災当時火の海となった湾から数キロ入った住宅地に船があったところ、それが今では7イレブンから見渡したこの辺り、当時の状況は丁度反対側からの写真下
大谷海岸、当時ここには海水浴場があったのに震災で海岸が無くなってしまい。バス専用路線を建設中なのか？道の駅まで出来ている。
当時の線路は河口近くを走っていたので、全て流されて現在はバス専用路線として整備中。
高野会館、当時地元高齢者などが会合や芸能大会等に利用していて現在は震災の遺産として保存されている。実はこの建物の前に志津川病院が建っていたが現在は取り壊され防波堤を兼ねた道路になっており、記憶から消されていた。だが私の記憶の中にはこの病院には屋上まで津波が押し寄せ、ベッドに乗ったまま窓から流され津波の渦の中に消えて行ったという話を当時同病院に勤めていた人が言っていたことは忘れられない。おまけに町長はこの屋上のアンテナに捕まって助かったと聞いた。そんな震災の遺産がどうなっているか？と思い探したが、結果はこのようであった。残念。いやこれでいいのか？
また復興は少しづつ進んでいる。
この写真下の位置に病院があったはずだ！
震災後8月初旬の志津川病院写真下
写真中央の高いところにアンテナ有り
この病院窓から流されていった。
南三陸町の新しい商店街
今日の宿は明神崎荘、震災で全てが流され3年前に高台に移転し再建されたそうだ！しっかり飲んで金を落とそう！
ここの3階テラスから南三陸町河口を望む、この河口から命も財産も夢も希望も流されたて行ったのか······
今日は奇しくもお盆、今日までみんなここに帰って来ているんだ！と思いつつ合掌！つづく
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