孤夢走の自転車行脚

孤夢走がひとり気ままに自転車行脚の旅、どんな出会いが待っているか、その足跡をブログにしたためていきます。

久しぶりのライド、熊ったな〜に遭遇!

7月28日日曜日快晴、4日間湯治し体は快調、足の痛みも斜里温泉で回復、ここの温泉はモール泉といって、植物性の湯です。温泉の中に葉っぱなどの植物が入っており、体はツルツル、非常に滑ります。そう簡単に抱けません?

 こんな温泉に1日4回合計12回も入って体のリハビリをやったお陰で体は出発前より回復した。したがって、体はもう走りたいと要求しる。今日のライドは、70キロ。

   斜里温泉を5時30分に出発、快晴の中一路ウトロへ。ウトロには7時30分到着、8時15分からの1時30分の観光船に乗り、知床の自然を堪能、気温も25程度若干暑いが風は非常に気持ちがいい、 ここ知床半島は20000年前に今の姿になったそうで、日本100名山の一つ標高1661mの羅臼岳をはじめ5つの山々で半島を作り上げている。道も半島の先までは整備されていないことから観光は船でしか行けないのだ。観光客のほとんどがこの観光船に乗るようだ!

f:id:comso108:20190728162225j:image

  早い昼食を済ませ、10時20分!さあ、今回の旅の最難関、知床峠の登坂だ。行くぞ!

   12キロの登りが延々とつづく、快晴で湿度もなく気持ちはいいが、汗は半端でない、半端に出るだ!

2キロ毎に休憩しながら登ったが最後の4キロ力尽き、自転車を引きづり、また乗りの繰り返し、そうこうしているところ急にバイクのオッチャンが近寄ってきて、「すいません。この先の道路でヒグマが座って何か食ってますよ!ちょっとやばいですよ!」と忠告される!あと少しなのに戻る訳にもいかないし!どうする?「すいません!バイクで音立って追っ払ってくれませか?」と言うとこのオッチャン、よっしゃ!とまた熊のいるところに戻って行きました。「ほんま、いい人や」と思いつつ、私も先へ進めると、道路の先でバイクも車も止まっている。バイクのオッチャンも戻ってきて、「あそこに熊が登って行くのが見えます。」「ほんまや」もういいか!と思いつつ先に進む、熊が出没した当たりは渾身の力を込めてペダルを回し、この危機を脱出!よかった!熊の逃げる尻だけ見たな!

    知床峠の頂上からは非常にいい眺望、北方領土国後は霧で微かに見える程度、ここで国後を見るのはタイミングが非常に難しいようだ!

f:id:comso108:20190728162253j:image

f:id:comso108:20190728162506j:image

f:id:comso108:20190728162238j:image

帰りは12キロのダウンヒル、何時もの登りの後のご褒美です。途中、羅臼町が管理する無料の温泉、熊の湯にも入り、今日のライドは終了、

f:id:comso108:20190728162606j:image

今日の宿泊はライダーハウス「とおまわり」オーナーが自転車乗りで漁師のようだどんな宿か楽しみ、楽しみ!つづく