孤夢走の自転車行脚

孤夢走がひとり気ままに自転車行脚の旅、どんな出会いが待っているか、その足跡をブログにしたためていきます。

7月2日6時20分何故かテントの中

7月2日日朝から雨、いつもなら出発する時間、でも今はのんびりブログ中、前日7月1日は6時50分に松前町の「よこはま荘」を雲空の中出発、25キロ走った時点で雨、その時、一瞬閃いた、しまった!「宿の衣紋掛けに前日の雨で乾かしていたカッパ?」早速電話を掛ける「ありますよ」の返事、ガク!

結局、札幌の友人宅に送って頂く事でこちらは解決、しかし、雨は降ったり止んだりの繰り返し、開き直り、濡れて行こう、何故なら40キロ先まで雨宿りの場所もお店もない、おまけに今日の道路事情は前日と違い、軽いながらもアップ、ダウンの繰り返し、「あきらめも肝心、これもポジティブに考え次はいいことがある」と思いながら、やっとセーコーマートまでたどり着き、簡易カッパと昼食のカツ丼を買い、店先で食べていると私の看板を見てか?「おー、自転車で回ってるの」はい!「これから北海道一周です」そりゃ大変だ!しばらくして

これ持ってけ!とバナナを5本頂く、ありがとうございます。ご馳走様と言いつつ、一瞬、「重たい」と頭をかすめるが、地元の知らない方からのプレゼントに体は寒いが心温まりました。知らない彼に幸あれと願いつつ、感謝です。やっぱり悪いことの後にはいいことがあるんです!

江差町に入り、明治政府建造の軍艦「開陽丸」の記念館に立ち寄る、この船はシケのため江差沖で沈んだ船を昭和から平成にかけ発掘調査し現在当時のままに復元させ展示されています。本物はすごい!

また、少し行くと江差追分記念館の看板、尺八奏者の私が行かないわけには行かない、しかしも実演本番13時の文字、今13時丁度、私を待っていた様に舞台は始まりました。200人は入れそうな会場に客は5人、この町では毎年「江差追分」だけのコンクールが開かれ、全国から人が集まり歌の上手さを競っているそうです?聞くと最近は他県に優勝旗を持っていかれているそうです。帰り際に先程、尺八を演奏していた青年に「尺八良かったよ」と声をかけつつ「俺にも吹かせろとこころの中で・・」

今日1日の宿泊は厚沢部町のレクの森キャンプ場、着くや否や、テントを立てから近くの俄虫温泉約3キロへ直行、約1時間30分ゆったりとお湯につかる、爺さんはこれがないと疲れが取れないんです。

そして、夜の夕食、一人炊事場で食事をしていると

一人青年が現れ、お一人ですかと声を掛け、聞くと今日は鮎釣の解禁日で札幌から来ていた方、「鮎食べますか?」の誘いに「いただきます。」即返事、

釣ったばかりの鮎を北海道で食べるとは思いませんでした。美味かった!ご馳走様、小林さん。

という1日が過ぎ、今日は2日の朝、何故かテントの中です。今日は雨も1日ここに居ようか?横には1日1000円 のログハウスもあるし、天気を見ながら思案中???  旅はつづく

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