孤夢走の自転車行脚

孤夢走がひとり気ままに自転車行脚の旅、どんな出会いが待っているか、その足跡をブログにしたためていきます。

斜里岳と麦畑、リヤカーおじさん、至福の宿

7月24日水曜日、晴れ、今日のライドは知床斜里へ向けての44キロ、行く途中、美しい斜里岳と麦畑に遭遇、こんな風景が北海道では次から次へとシチュエーションを変えながら展開してくる、写真家にはたまらないショットの連続であろう。私は尺八家、でもこの景色には思わず見入ってしまう。あ〜、また心が洗われる。

   道中、色々な人に会ったが、今日は埼玉県からリヤカーを引いて旅をしているという、ヨシモト氏に遭遇した、重量は60キロ、私がこれから挑む、多米峠よりちょっとキツイ知床峠の12キロの坂道を登ってきたという、実に元気がいい方だ!まだ帰りは10月過ぎになるという、すごい、どこにもスーパーボランティア尾畠そっくりさんはいるものだ!私も少しパワーをいただいた、負けるな!

  今日の宿は100%源泉かけ流し斜里温泉湯元館、40年以上も営業している老舗だ。明日から4日間知床地方はどうも天候が悪い、九州から次第に梅雨明け宣言がされてきそうだが?北海道はどうも天気がはっきりしない。あと4、5日、日曜日当たりから天候も回復しそうなので、ここに4日間湯治することにした。利尻島で捻挫した左足、使い過ぎの右膝、体が温泉を求めている。実はここも格安の宿、ネットには乗らない知る人ぞ知るの宿だ、基本は1泊素泊まり7000円だが、隠れメニューは1泊素泊まり3800円温泉24時間付き、個室、冷蔵庫、台所付き、夕食と朝食を付けても5300円、実はここは別館で元社員寮を宿として主に近隣で働く人のために開放しているそうだ!この4日間どうも他の宿泊者は労働者ばかり、よってこの別館、昼間は私一人の別荘と化す、温泉も別館専用、至福の時間到来、あ〜、いい湯だな!は、は、は!つづく

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