孤夢走の自転車行脚

孤夢走がひとり気ままに自転車行脚の旅、どんな出会いが待っているか、その足跡をブログにしたためていきます。

能登半島攻略、今日はゆっくり

 敦賀から日本海岸を北上し輪島能登半島先端青の洞窟を経て見附島、能登を走り約430キロ、能登半島を攻略した。この半島はわりとでかい。渥美半島の4倍程だ。天気は豊橋を出発してから8日間全く雨が降らない。相変わらずの暑さだ。

 今日は七尾を6時に出発し9時に高岡市内の「富山ゲストハウス京町の宿」に到着、前日宿泊地を探していたら偶然この宿を目にした。これまでずっと走り続けてきたので今日は48キロの走行にとどめ、ゆっくりすることにした。

 宿は日本家屋をオーナーが自ら手を入れて改装したそうで、リビングは吹き抜けになっている。思わずこれはいい音がすると許可を得て尺八を鳴らしてみました。グッド!

白の珪藻土で塗られた壁はとってもキレイ。天井には大きな扇風機、外国人が喜びそうな作りだ。今はお客さんが一人も居ないのでのんびり。今ここのお母さんがコーヒーを入れてくれた。美味い! 心地良い時間が流れている。

[リビングから]

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[吹き抜けの天井]
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[キッチン]

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見附島シーサイドキャンプ場の偶然

昨日のキャンプ場は有料だけあってロケーションは最高、波の音を聞きながら、ワイン、ビール、チーズと鯖缶を買い込み、一人宴会、いい気分で居ると前の海岸小道を散歩しているおっさんが通ると「自転車ですか!」と声を掛けられる、いつもの調子で旅の話をする内いろんなことを話出す、何と偶然なことでしょう!この方尺八をされており、おまけに水道菅で自分で作っていると言うではありませんか。「実は私尺八するんです」と特製名刺を出し「これ水道管尺八です」とここで1曲披露、そのあとしばらく尺八談義をし帰って行きました。こんな出会いがあるんですね。旅はいいですね!

[見附島キャンプ場サイトからの景色]

前方は見附島

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サイト
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宴会場
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おっさん
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輪島のGUEST HOUSEうめのやはGood

昨日は、はじめて「GUEST HOUSEうめのや」というゲストハウスと名の付いたホテルに泊まった。ゲストハウスは全国何処にもあるがネットで1番安いホテルを調べると必ず最初に出てくるのがこれ。あまりに安いので普通で考えれば敬遠されがちですが、今回泊まってびっくり、6人部屋で2段ベット、この日は2人でした。料金は3500円他に個室3ヶ所これは少し高い4000円程、設備はバスタブ無しシャワー室2カ所(温泉券が別にいただけます。)、トイレ共同キレイ、全自動洗濯機1台、共同ミーティングルーム30畳程これが大変おしゃれな作り、全自動コーヒーマシンが置いてあり、コーヒーは美味い、1杯100円、閲覧パソコン、WiFi完備と必要最小限がコンパクトにまとめられており非常にキレイです。部屋は全て暗証番号セキュリティ、入口も閉まっていれば暗証番号で入れます。オーナーは隣接するラーメン屋の店長でここのラーメンがまた絶品です。これから全国のゲストハウスを選んで宿泊するのも非常に良いのでは参考まで。

今日のライドは5時40分出発、能登半島最北に位置する青の洞窟を経由し見附島シーサイドキャンプ場に午後1時に到着、74キロの走行今日は坂が多かった久しぶりに苦しい思いをしたがこれも心地良い刺激だ、痩せ我慢。

キャンプ場は民間が管理しており一人1800円、隣接のホテルが管理しており風呂代は別途600円、久しぶりにサイト代を支払ったがホテルへ泊まれば12000円程、さあ〜、今から買い出しに行ってキャンプをするか!

[ゲストハウス玄関とラーメン屋]

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2段ベット
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個室と洗濯室とトイレ
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洗面所から小さな日本庭園
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ミーティングルーム
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壁には外国ライブラリでデイスプレー
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輪島到着

7月20日火曜日午前4時30分起床、5時20分出発芝生で快適な寝床を確保でき前夜は熟睡でき今日も快調、輪島までは約100キロ、涼しい朝も9時半過ぎると暑くなるという学習をしたので涼しい内に頑張り距離を稼いだ。途中で富山湾につながる七尾北湾岸を走るのと鉄道七尾線能登鹿島駅、別名能登さくら駅に立ち寄った。

 ここは以前NHK無人駅72時間ドキュメントなる番組を見た時、ここに寄ろうと決めていた所だ。田舎の小さな無人駅日頃は通学程度でしか利用しない駅が春の桜の咲く時期になると賑わいを見せる。駅前からプラットホーム、そしてその沿線沿いに桜が植えられており、特別列車も増発されるようだ。テレビの影響なのか車の駐車場も新たに設置されているNHKさまさまだ!そんな私も影響を受けてきてるのだが。

桜の咲く季節にはこの駅から大学、就職、結婚と様々な事情を持って故郷を後にした。地元の人達にとっては思い出の駅のようだ。そんな故郷を離れた人達も時々はこの故郷に戻りこの桜を見ることを楽しみにしているという。そんな叔父さん叔母さんが当時植えたさくらもこんなに大きくなっていると、今私はその桜の前でパチリ!でも桜は咲いてない。暑いだけだ。

12時40分輪島到着、さー今日も温泉、温泉、

 今日はゲストハウスなる施設に宿泊予定、今から向かいます。はじめての体験、また報告しましょう。

サイトした所

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能登鹿島駅待合室
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プラットホームから
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駅前
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能登さくら駅の説明
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駅前の桜
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パチリ
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猛暑到来

7月19日(月)午前5時起床、昨日も午後8時には就寝に入ったのだが、サイト場は海水浴場横の東屋、屋根も海風もあり快適なのだが若者たちの夜中の花火や馬鹿騒ぎに悩まされ、眠れね〜、若者の騒ぎたい気持ちは分かるので我慢我慢と思いつつもう朝だ。

今日は6時に出発、目指すは金沢市の海岸部に位置する内灘町の源泉ほのぼの温泉、距離は約80キロ、最初は田園と湖沼に沿った道路、次は木洩れ陽の松林が続く自転車道、朝は風も気持ちがいい、そして次に延々約25キロの真っ直ぐ続く堤防自転車道、これには参った、海はきれいでいいのだが風は向かい風、天気は快晴、気温は猛暑、汗はだくだく、体力の消耗は激しく水分消費が只者では無い。この時期のサイクリングは早朝が勝負だ。朝はもっと早起きか!

東屋のサイト

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湖沼と田園
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木洩れ陽の松林自転車道
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猛暑の堤防自転車道からの景色
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青春の東尋坊と再会

 7月18日日曜日午前5時40分に出発、前夜は敦賀市内の公園にサイト泊、住宅街の中にあり、とっても静か、やることも無いので8時に就寝、よって今日は4時半起き、朝の早いうちは街も静かで涼しい。自転車は越前海岸を東尋坊に向けて快走、道路の右側がずっと崖になっており東からの太陽が丁度陰となって、更に日本海からの海風が実に気持ち良い、海も透明度が高く海水浴には絶好のポイントだ。

 午後1時15分87キロ走行し東尋坊に到着。ここは今から50年前の高校1年生、友人の永田、伊藤と共に青春18キップを片手に初めて北陸の旅に出掛け

た思い出の地だ。東尋坊の名物焼きイカをほおばり、このイカ美味しイカなどとダジャレでふざけていたことを思い出した。そんな東尋坊も50年前の情景は思い出せないが当時は自殺のメッカと言われていた崖までは東尋坊銀座とも見て取れるお店が連なっている。崖は遊覧船が営業しており、下まで降りられるように整備されて観光地となっている。日本人の商魂の逞しさを感じる。このブログは今、東尋坊の上にあるおしゃれなカフェで日本海を見ながら書いている。今日の走行はこれで終わりあとはスーパー銭湯へ行って海水浴場でサイト泊の予定。

 

時間が   ゆったりと  流れている。

 

もうしばらく海を眺めていよう。

 

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越前海岸の海水浴場
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東尋坊が見える
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東尋坊銀座

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観光船
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人が小さい
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おしゃれなカフェからの景色

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敦賀に到着

昨日のライドは豊橋から大垣まで112キロ濃尾平野は坂が少ないので平均18キロの走行が可能でした。因みに四国お遍路は14、5キロです。そして今日は関ヶ原越えの78キロ、前回四国お遍路を制覇した私にとっては軽い軽いライドです。途中、1600年あの有名な天下分け目の関ヶ原合戦があった関ヶ原盆地を偶然通ったので暫し休憩、いつもは新幹線の車窓から見える関ヶ原辺りの景色が合戦の場と思いきやこれが違っているんですね。実はここなのです。私の今居る所は石田三成軍の島左近陣地です。合戦の現場に立ち、暫し気持ちを1600年にタイムスリップ、石田三成敗れたり!

合戦の詳細は、看板でどうぞ。

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